ミドリフグ図鑑:飼育方法と特徴ガイド
飼育方法
性格・特徴
汽水
水槽の中の小さな宝石、ミドリフグとの暮らし方
ペットショップのアクアリウムコーナーで目を引く、愛らしい「ミドリフグ」。
その可愛さに惹かれて飼い始めたものの、「水は何を使えばいいの?」「餌は何?」と迷うことはありませんか?
このページでは、みふプク(MfuguProject)がまとめたミドリフグの生態と、長く一緒に暮らすための正しい飼育方法を解説します。動画はむかし買ってたミドリフグです
ミドリフグの基本データ
| 名称(和名/英名) |
ミドリフグ / Green Spotted Puffer |
| 学名 |
Dichotomyctere nigroviridis (旧: Tetraodon nigroviridis) |
| 生息地 |
東南アジア(インド、スリランカ、タイなど)の汽水域 |
| 大きさ(体長) |
飼育下では10cm〜15cm程度 |
| 寿命 |
平均数年(適切な環境で10年以上生きることも) |
| 必要な水 |
汽水(海水と淡水が混ざった水) 比重 1.002〜1.005(塩分濃度3〜5ppt)推奨 |
| 適正水温 |
24℃〜28℃ |
どんな性格?特徴は?
- 🐡 好奇心旺盛で人懐っこい
- ミドリフグは非常に目が良く、飼い主の顔を覚えます。「ごはんちょうだい!」と水槽の前面でダンスをする姿(餌くれダンス)は最大の癒やしです。
- 🐡 気性が荒い一面も(混泳注意)
- 可愛い見た目ですが、鋭い歯を持ち、縄張り意識が強いです。他の魚のヒレをかじってしまうことが多いため、基本的には単独飼育が推奨されます。
- 🐡 体色の変化
- 本来は鮮やかな緑色ですが、寝ている時やストレスを感じている時、また底砂の色に合わせて、お腹が黒くなったり背中の緑色がくすんだりします。体色は健康のバロメーターです。
- 🐡 体を膨らませる
- 驚いたり威嚇したりする時に体をプクッと膨らませます。これは防御反応ですが、頻繁にする場合はストレスの可能性もあります。
飼育の準備:何が必要?
ミドリフグをお迎えするために、最低限必要なアイテムリストです。
- 水槽:1匹あたり60リットル以上が理想。最低でも45cm水槽、できれば60cm水槽推奨(水を汚しやすいため水量は多いほうが良いです)。
- フィルター:水をろ過する装置。食べ残しが多く水を汚しやすいため、能力が高めのものがおすすめ(外部式や底面式など)。
- ヒーター:熱帯魚なので冬場は必須です。24℃〜28℃をキープしましょう。
- 人工海水の素:これが一番重要です。食塩ではなく、必ずペットショップで売っている「人工海水の素」を使います。
- 比重計:水の塩分濃度を測るメーターです。
- 底砂:サンゴ砂が一般的です。水質の安定化や隠れ家になります。
- 隠れ家:土管や流木など。ストレス軽減や縄張り争いの緩和に役立ちます。
⚠️ 最重要ポイント:汽水(きすい)について
ミドリフグ飼育の失敗で一番多いのが「カルキを抜いただけの真水」で飼ってしまうことです。
彼らは海と川の間(汽水域)に住んでいます。
「海水の素」を溶かして、比重 1.002 〜 1.005 程度の汽水を作ってあげましょう。
成長するにつれて、徐々に海水の濃さに近づけていくと長生きします。
餌(エサ)について
ミドリフグは雑食性の強い肉食で、グルメです。栄養バランスを考えて与えましょう。
- 赤虫(冷凍・乾燥)
- 大好物です。特に冷凍赤虫は食いつきが良いですが、水を汚しやすいので食べ残しはすぐに取り除きましょう。
- クリル(乾燥オキアミ)
- おやつとして優秀です。殻があるため、伸び続ける「歯」の伸びすぎ防止にもなります。
- 人工飼料(フグ専用フード)
- 栄養バランスが良いです。最初から食べる個体もいれば、慣れが必要な個体もいます。
まとめ
ミドリフグは、水作り(汽水)の手間は少しかかりますが、犬や猫のように飼い主になつく、非常にペット性の高いお魚です。
適切な水質管理と毎日の観察で、長く一緒に暮らすことができます。
このページが、あなたのミドリフグライフの参考になれば幸いです。
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問題16: ミドリフグ水槽に生きているサンゴを入れるのは適切ですか?
解答: 生きているサンゴは不適切ですが、サンゴ砂などは推奨されます。
関連情報: ミドリフグは汽水域に生息することもありますが、サンゴ礁には生息しません。生きているサンゴは海水生物であり、ミドリフグの飼育環境(淡水または汽水)とは異なる環境を必要とします。生きているサンゴを入れることで、水質が変化したり、ミドリフグがサンゴを食べてしまう可能性があります。また、サンゴの鋭利な部分でミドリフグが怪我をする危険性もあります。 ミドリフグの飼育水槽には、流木や石、人工の隠れ家などを配置し、自然で快適な環境を作るようにしましょう。「サンゴ砂(死んだサンゴの骨格)」や「飾りサンゴ」は、pHをアルカリ性に保つためにミドリフグ飼育で非常に推奨されるアイテムです。 水槽レイアウトを考える際は、ミドリフグにとって安全で快適な環境を第一に考慮する必要があります。
問題17: ミドリフグの飼育で、水換えの頻度はどれくらいが適切ですか?
解答: 定期的な水換え(1/3程度)が重要です。
関連情報: 定期的な水換えは、ミドリフグの飼育において非常に重要な作業です。水換えを行うことで、水槽内の老廃物や有害物質を除去し、きれいな水を保つことができます。一般的には、水槽の水の1/3程度を、1週間に1回程度交換するのが適切です。しかし、飼育環境や水質の状態によって、頻度を変える必要がある場合もあります。 水換えを行う際には、新しい水と水槽内の水の温度差がないように注意しましょう。急激な温度変化は、ミドリフグにストレスを与えてしまう可能性があります。 水換えの際に、水槽内の底砂や装飾品なども清掃すると、さらに効果的です。 水換えの頻度や量を調整することで、ミドリフグにとって最適な飼育環境を維持することができます。
問題18: ミドリフグの飼育で、底砂を使用するメリットは?
解答: 水質の安定化、隠れ家の提供、自然な環境の演出です。
関連情報: ミドリフグ水槽に底砂を使用するメリットは複数あります。まず、底砂は水質の安定化に役立ちます。底砂にはバクテリアが繁殖し、アンモニアなどの有害物質を分解する働きがあります。 また、底砂はミドリフグの隠れ家にもなります。ミドリフグは、底砂に潜ったり、砂を掘ったりする行動をします。これは、ミドリフグが本来持っている行動であり、ストレス軽減に繋がります。さらに、底砂を使用することで、水槽全体がより自然な環境になり、ミドリフグの飼育環境が向上します。 底砂の種類は、ミドリフグが口に入れても安全な素材を選ぶことが重要です。 底砂の量や種類は、水槽のサイズや飼育環境に合わせて調整しましょう。
問題19: ミドリフグは、どのような性格ですか?
解答: 縄張り意識が強く、攻撃的な面と臆病な面を併せ持ちます。
関連情報: ミドリフグは、縄張り意識が非常に強い魚です。特に同種間では、激しい争いを起こす可能性があります。そのため、単独飼育が最も理想的です。 一方、臆病な面も持ち合わせており、急に大きな音や振動などが加わると、驚いて隠れたり、体を膨らませたりします。 これらの性格を理解した上で、適切な飼育環境を整えることが大切です。 隠れ家となる場所を十分に用意し、ストレスを軽減する工夫が必要です。 ミドリフグの性格を理解し、適切な飼育環境を提供することで、健康で長生きするミドリフグと共存できるでしょう。
問題20: ミドリフグの購入時に、注意すべき点は?
解答: 体表に傷や異常がないか、活発に泳いでいるかを確認しましょう。
関連情報: ミドリフグを購入する際には、いくつかの点に注意しましょう。まず、体表に傷や異常がないかを確認します。 体表に傷や白点病などの症状が見られる場合は、病気の可能性があります。また、活発に泳いでいるかどうかも重要なチェックポイントです。 元気がなく、水槽の隅にじっとしている場合は、病気やストレスを抱えている可能性があります。 購入前に、販売店に飼育方法について質問し、不明な点があれば確認しましょう。 信頼できる販売店から購入することが、健康なミドリフグを飼育するための第一歩となります。 購入後も、日々の観察を行い、異常を発見した場合は適切な処置を講じましょう。